日本から灰皿が無くなる日

5月31日は、世界中が健康を意識する特別な日「世界禁煙デー」である。世界保健機関 (WHO)が制定した、禁煙を推進するための日で、2030年ごろには、喫煙による死亡者が年間1000万人に達するのでは、とも言われている。ご存知の通り、日本における死因の1位が悪性新生物”がん”。厚生労働省によると、その割合は約27%にも上る。その必要悪として、矢面に立たされるのが「煙草(たばこ)」なのである。

国が制定した改正健康増進法に基づき、東京都は来年2020年4月、外にも、店の中にも、完全に煙草(たばこ)を吸う環境を原則無くす。今年の7月には、国や自治体からも”灰皿”が完全に撤去され、町中から灰皿が無くなる日もそう遠くない。

筆者も、もとは喫煙者である。10年前までは、1日に10本以上、多いときは一箱は吸っていた。「なぜ煙草(たばこ)を吸っていたのか?」、それはストレス発散であり、周りが吸っていたから、喫煙を始めた影響が大きいと、今となっては思う。周りに非喫煙者が増え、灰皿も日本中から撤去されれば、吸う人は自然に減るのは当然だろう。ただし「このような現状は、あまりにも極端ではないか。」そう考えている団体もある。一般社団法人日本受動喫煙ゼロ協会である。

代表理事『私たちは受動喫煙ゼロを目指しています。いろんな文献にある通り、煙草は、体に与える影響は確か、我々もそう認識しています。ただ喫煙者も禁煙者も、お互いの状況をそれぞれの立場で、もう一度ちゃんと考える必要があると思うのです。』

1位の「自分にとってのリラックスタイムだから」から4位の「ストレスが溜まるから」までは、日本のストレス社会を物語っている。

そう語るのは、一般社団法人日本受動喫煙ゼロ協会。プラネット社が行ったインターネット調査「喫煙・禁煙に関する意識調査」(調査期間は6月20日~7月10日、有効回答は3,893人)によると、1位は男女とも「自分のリラックスタイムだから」、2位は「自分の生活スタイル」、3位が「タバコを吸うとリラックスできるから」。特に、注目すべき点は、男性よりも女性の方が傾向が強い結果に。

代表理事『女性は、男性よりもストレスを発散する機会が少ないかもしれません。JT社が毎年発表している喫煙者の統計(2018年度版)を見ても年々喫煙者は減少傾向にあり全体で3割を切りました。女性は7.2%。理由は、辞めたくても辞めれない人がいるかもしれません。喫煙をする本当の理由は、ストレスにあるのかな、と思います。』

代表理事『喫煙は悪だ。という風潮になりがち。私たちが考える受動喫煙ゼロは、喫煙者が禁煙したいならば手を差し伸べる。非喫煙者が受動喫煙しないような環境や新しい情報やサービスを共有する。”ストレス”が解消されるような啓蒙活動にも力を入れていきたい。』

協会が言う通り、「禁煙したくてもできない人」が少なからず存在する。ストレスが消えない世の中、今後は増える一方かもしれない。協会は団体を立ち上げるために、パートナー探しに奔走したようだ。煙草の代わりになる、リラックスできるものが無いかと。そして自分の考えに賛同してくれるメーカーがようやく見つかり、2018年7月に産声を上げた格好だ。

「これなら日本中から灰皿が無くなっても関係ない!」日本受動喫煙ゼロ協会の加盟企業VITA社が提供するミストキャンディ「VIENTO(ビエント)」

世代を超えた社会との関わり合いが、100年時代には重要な要素と言われています。

先日、VITA社にも話を伺った。次のブログで詳細をつづる。

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