受動喫煙ゼロへの挑戦ー株式会社VITAー

ニコチンゼロ、タールゼロのVIENTO

一般社団法人日本受動喫煙ゼロ協会は、たばこや加熱式タバコ(受動喫煙具)から発せられる有害物質(ニコチン、タール等)から人の健康や命を守ることが使命。吸う人も吸わない人も隔てなく、受動喫煙の現状と「受動喫煙ゼロ」への意識を持って、行動できる環境を作りたい、そう考えている。

全国的に喫煙率は減少傾向にあるとはいえ、今すぐ辞められない人も多数存在する。禁煙できない苦しんでいる喫煙者に向けて、新しいジャンルの嗜好品を開発した企業がある。創業13年、商品企画や商品開発を得意とし、輸入卸及び販売を営む株式会社VITA(ビタ)だ。彼らは、VITABONを2016年秋より販売。2018年秋より ニコチンゼロ、タールゼロの 新商品VIENTOを販売した。特徴は、煙草では無い、”蒸気”だ。2019年1月、彼らが販売する商品「VIENTO(ビエント)」が日本受動喫煙ゼロ協会の認証第一号に。早速、VITA社の河村代表へ話を伺った。

煙草(たばこ)ではないのですか?

スタイリッシュなデザイン。女性にも受け入れやすいデザインだ。

河村代表「はい、VIENTO(ビエント)は煙草(たばこ)ではありません。見た目、煙草の煙に似た水蒸気です。ニコチンもタールも一切入ってない、ゼロゼロ商品です。充電式なので電子タバコと比較されるのですが、煙草(たばこ)ではないのです。私たちは当初、電子ミスト、と呼んでいますが、蒸気と煙の見た目での区別がつきにくい為、煙草(たばこ)と勘違いされるので、最近では”ミストタブレット”と呼んでいます。」

「ミストタブレット」とは新しいですね。

 河村代表「ミスト(蒸気)ってリラックスしますよね。人は誰でもミストで癒されます。ミストに香りをいれることで、よりリラックス効果があるというのは、学会でも発表されているようです。タブレットは、ミントタブレットのように、口内がリフレッシュするイメージがある、それでミストタブレットと。昨年、経営者が集まる喫煙者10名に「煙草(たばこ)はどんな時が一番落ち着く?」という問いをしたところ、10人中6人が「口にくわえる時」という回答だった。つまり、煙草の代わりはミスト、蒸気でも良いのではと考えた。」

ニコチンゼロ、タールゼロへ舵を切った理由はそれですね。

 河村代表「舵を切った、というわけではありません。社会全体が健康志向にある中で、消費者にとって必要とされ、時代のニーズに合わせて嗜好品を開発しようというのが当社の考えです。ニコチンゼロ、タールゼロであれば、喫煙者にとっても無害ですし、受動喫煙の心配もいらない。吸い心地も出来るだけ煙草(たばこ)に近づけています。 喫煙者にアンケート調査を取ったところ、吸い口(吸った満足感)も好評でした。しかし、今後煙草(たばこ)を吸える場所が無くなる中、喫煙者にとっても非喫煙者にとっても無害であるミストタブレットをどう伝えていくか考えていたちょうどその時、日本受動喫煙ゼロ協会に出会ったのです。」

「VIENTOが吸える飲食店を増やしていきたい。」

ミストタブレットならこんな場所でも吸えるようになるかもしれない。

河村代表が一番危惧しているのは、”吸う”その行為が全て煙草(たばこ)として扱われること。喫煙所も全国的に撤去され、2020年4月、東京都では、従業員を雇っている飲食店において原則屋内禁煙に(喫煙専用室は設置可、完全分煙)なる。河村代表「日本受動喫煙ゼロ協会が掲げるゼロ活動は、吸う人の権利も、吸わない人の権利も尊重している。その考え方は我々が提供するVIENTO(ビエント)とぴったりだと思いました。禁煙により売り上げが下がるのではと不安に思う飲食店も多いでしょう。我々は協会と一緒にVIENTO(ビエント)が吸える場所を増やし、少しでも飲食店の集客に貢献したいと考えています。」

―ニコチンゼロ、タールゼロによる”ミストタブレット”で、受動喫煙ゼロを目指す商品がVIENTO(ビエント)だ―

日本受動喫煙ゼロ協会は、第三者機関(日本食品研究所、 アメリカFDA基準)を利用し審査を行う。 ニコチン、タールゼロはもちろん、その他の危険物質ゼロの証明済みの物だけを承認しており、安全面においても徹底したフェアシステムを導入している。

超高齢化社会を迎えた日本において、健康志向のビジネスは必要不可欠である。たばこ市場という巨大なマーケットがある中、健康をテーマとしたイノベーションが起きやすいだろうと筆者は見ている。”吸う”行為にリラックス効果があるとするならば、例えば、殺菌効果や口臭防止がある「ヒノキ」をミストで提供するなど、商品開発は可能なんだろうと。「ミストタブレット」という新しい市場に期待したい。

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